●大判建築作品集
風の街みやびら
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著者|宇野享(文)/上田宏(写真)
発行|建築メディア研究所
体裁|299mm×299mmハードカバー、40ページ、半透明ケース入り
言語|日本語
ISBN|978-4-907045-15-9
発行日|2014年11月
定価|23,544円(本体21,800円)
送料|無料(離島を除く日本国内)
在庫|ON-DEMAND印刷のため在庫僅少。増刷まで中7営業日かかることがあります。
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内容のご紹介:
中国地方の山間部、広島県庄原市に建つ「風の街みやびら」は、木造平屋の特別養護老人ホーム(特養)とショートステイ、デイサービス、本部棟からなる福祉施設。
特徴的なのは、各棟が2ユニットで構成される5棟の特養・ショートステイで、ここでは「小さな秩序で全体をつくる」というテーマによって、
プライベートからパブリックまでがグラデーション状につながる多様な生活空間を形成している。
個室が、よりプライベートな家型空間「オクノマ」と、それに連続する縁側のような空間「アダノマ」に分けられ、3〜4のオクノマとアダノマのペアが、
セミパブリックな共有スペース「チャノマ」の外周を囲むように配置されている。これを「コ・ユニット」と呼ぶ単位とし、3つのコ・ユニットのチャノマを、
パブリックスペースの「イマ」に接続して1ユニットとしている。ふたつのユニットが水回りと玄関を共有して1棟を構成している。
外周を囲むオクノマとアダノマが繰り返される外観の特養・ショートステイに対して、2棟のデイサービスと本部棟は、機能に応じた異なる表現の建築とすることで、
全体として町としての多様性を持つ建築群としている。
設計は、CAnと大建metのJV。写真は上田宏。
スライドショーで全40ページをご覧いただけます。(撮影:上田宏)
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小さな秩序で全体をつくる。(クリックすると別ウインドウで拡大表示されます)